おはようございます。朝一ブログ 杉多です。今朝はカーテンを開けたら雪が積もっていてびっくりしました。
先週から真冬の寒さが続き、それに伴いスクールでは「インフルエンザ」でお休みの連絡をいただくことが増えてきました。みなさんの学校や周りではいかがでしょうか?
北陸地方のいくつかの小学校では早くも学級閉鎖が始まったそうです。スクールにも「マスク」をして来てくれる生徒さんや保護者の方の姿も珍しくありません。自分がかかっていなくても予防対策としてはよいですね。
「予防対策」としては、「うがい」も効果があります。これは、鼻やのどなどの粘膜の表面にある非常に細か~い「腺毛」の働き(動き)をよくするためでもあります。
「腺毛」の動きは、ウィルスや細菌が付着した粘液を体から外に排除したり、唾液と共に飲み込ませ胃に送り胃液で死滅させたりする働きをします。でも、「腺毛」は湿度が低かったり、気温が低いと粘膜が乾き、腺毛が壊れて働きが悪くなります。悪くなると外敵をブロックすることができなくなり、体内に入ってしまいます。
そこで、働きやすくするためには常に潤いを保つこと。つまり、「うがい」や「加湿」なのです。
また、「うがい」は口の中の外敵を水と共に排除するためでもあるので、まず①いきなりゴロゴロと水をのどまで行かせず、グチュグチュでペッ!で口の中のいらないものを外に出しましょう。それから②のどの奥まで水をいかせてゴロゴロ、ペッ!です! うがいの水が胃にいってしまっても強酸の胃酸が外敵を殺してくれるので大丈夫。うがいができない時は水を飲んで胃液で殺菌っていうのもあり!と医者から聞いたことがあります。
余談ですが、胃液は酸が強いので菌やウィルスを死滅させてくれます。でも暴飲暴食や甘いものの食べ過ぎ、常に胃を動かしていると酸が薄くなり、また胃も休む暇がなくなり疲れてしまい、せっかくの働きが減退し、結果、病気にかかりやすくなります。
規則正しい食事はこの意味でも大切ですね。
プール室はたっぷり湿っていますが、お子さんが帰えられたら「うがい、手洗い」の声かけをよろしくお願いします! 😉