皆さんのココロとカラダの健康を応援する当スクールでは
今春から公式webサイト上に新しいコンテンツ
「すこやかコラム」をスタートいたします!
このコラムは
「今もそして未来も健やかな暮らしをおくれること」を
願いご活躍されている
南大阪のプロフェッショナルな方々のメッセージ集です。
初回を
ご担当くださる方は、
現役助産師として活躍されている
林 祐子さんです。
●春という季節の特徴
桜の花が見頃ですね。
寒かった冬が終わり、
自然界も私たちの体も「冬眠」から目覚る時期。
代謝がさかんになり、
デトックスモードに切り替わります。
(鼻水、くしゃみ、涙目など
花粉症の症状も
デトックスの一種と言われています)
寒暖差も大きいため、
風邪をひく人も多いですね。
そして春は出会いと別れの季節。
人や場所など環境の変化が多く、
このような時、
子どもは特に、
不調を起こしやすいものです。
●子供さんの不調が出たとき、
お母さんはどうしたらいいでしょうか?
まず、お母さんの数日を振り返ってみてください。
忙しすぎて、クタクタに疲れていませんか?
休息は十分にとれていますか?
間食が多かったり、
外食が続いていませんか?
もしかしたら、
自分のことは後回しにして、
仕事や家族のお世話で忙しかった日々があったかもしれませんね。
まずは
お母さん自身に
「お疲れさま」
と言ってあげてほしいですね。
一呼吸おいて、
ゆとりを取り戻すことが
大切かもしれません。
子どもが体調を崩すと、
お母さんは生活のペースを落とす必要に迫られます。
仕事を休まなければならない…
予定を変更しなければならない…など。
「予定が変わって調整が大変だったけど、
実は自分も少し休むことができた」など。
振り返ってみると、
そのようなこともあります。
不思議なことに、
子どもとお母さんは心身が連動しています。
まるで
「見えないへその緒」
でつながっているかのように。
子どもの不調はお母さんの忙しさや
疲労を映し出す鏡であるのかもしれません。
●緊急性があるか、ないかの判断を
「病院に行っておくほうがいいか、迷う」
という声もよく聞きます。
ぐったりして元気がない、
食欲がない、機嫌が悪い、
顔色が悪いなど、いつもと違う様子の時には受診が必要です。
週末や休診日の前日など、
「今、受診しておかないと、
病院にかかりにくくなる」
という時にも受診をおすすめします。
特に、高熱(38度以上)の時は、
自己判断で解熱剤を使用せず、
受診をすることをおすすめします。
子どもは夜に不調を起こすことも多いので、
その時にあわてることがないように、
夜間に受診できる病院を
調べておくことも大切ですね。
●お家でできることはないでしょうか?
水分補給をしっかりすること、
消化の良いものを食べさせること、
体を温かくすることが大切です。
そして、
お子さんの肌にたっぷり触れてあげてください。
「トントン」しながら添い寝をしてあげること、
体を優しくさすってあげることも、とても良いですね。
特に背骨にそって上から下、下から上に、優しくさすってあげると、
リラックスにつながり、
自然治癒力も高まると言われています。
大人も子どもも、元気に春を楽しみたいですね。
開業助産師 林 祐子さんのプロフィールと
不妊で悩む方を支援する
【こうのとり倶楽部】のwebサイト↓↓