なぜ、「水泳」は健康的なスポーツと言われるのでしょうか？その２（Ｑ＆Ａ）

おはようございます。

　先週から４回にわたってご紹介する「水泳が身体にいい理由」

　他のスポーツとは違う、水泳の最大の特徴は「水中運動」ということです。

　つまり、「浮力」「抵抗」「水温」「水圧」がポイント。

そして、「脳、神経系を刺激する」という説も？！

　このブログでひとつひとつの紹介いたします。

　今日は「抵抗」です。

　水の中で歩いたり、走ったりするとおわかりのように

陸上の時のように早く動くことはできませんね。

　これが水の抵抗です。

　平泳ぎ、クロールなど泳ぎによって身体に受ける抵抗は違います。

　この抵抗を利用して、

手や足の角度、さばきの速さなど自分で身体にかかる負荷を自在にコントロールしながら運動ができる。これが水泳の特性です。

　水泳選手がスタートやターン後に潜水泳法を行うのも抵抗に対して工夫をしています。

身体を出来るだけ伸ばして体の断面積を小さくしたり、

無駄な動きをなくし、波の抵抗を少なくしたりと

そのために全身の様々な筋肉を使うことで

筋力アップが期待できます。

　余談ですが、物理的な「水の抵抗」に対する対策では、

水着の開発や

プールのコースロープが波を吸収するものもあります。

　皆さんがかぶっている水泳帽も髪の毛を覆い、抵抗を少なくしています。衛生的なことだけではないのです。

メディアで選手をよく見ると、

ゴーグルの形も工夫されていますよ。

次回は「水温」です。

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