Q&A:「水中ジャンプ」がうまくできません (その1)

こんにちは。スクール主任 乾です。

22級~20級の「水中ジャンプ」については保護者の方からよくご質問を受けます。お子さんの背が低かったり、年齢が小さい場合は特に心配されるようですが、背の高さも体重も関係なく、ポイントをつかめばできますのでご安心くださいね。

Q1:「水中ジャンプ」はなぜ、必要なのでしょうか?

A1:理由は2つあります。

①プールの中ほどや川などで立ち止まった時、自力で安全なところまでこのジャンプをして移動します。突然、泳ぐことはなかなかできないものです。

②中級以上の長距離、長時間を泳ぐためには「水中で息がしっかり吐ける」ことが必要です。息を吐き、吸う一定のリズムを身につけることです

スクールによっては「水中ジャンプ」を行わないところもありますが、イトマンでは泳ぐためには不可欠な「呼吸リズム」をしっかり身につけるため、カリキュラムに組み込んでいます。当校でも後々の進級でつまずいてしまわないように初級でこの感覚を覚えこむ指導を行っています。

 

Q2:「ポイント」をおしえてください

A2:水中ジャンプは「高くジャンプする」ことが大切で、そのためには ①ゆっくりとしっかり鼻で息を吐きながら水の底でできるだけ小さくなってしゃがみ、②ジャンプする時に手の平で 水を押し、③水底をしっかり蹴ることが必要です。 ①の「しっかり息を吐く」ことで、肺の空気が減って浮力が小さくなり沈みやすくなります。一気に吐かず、ゆっくり長く吐くこと。「ブクブクブクブク・・・・・・パッ!」または「ンンンンン・・・・パッ!」です。長く吐き、水面に出たときにパッで勢いよく口から吸います。「パ~~」では吸えません。「パッッ!」です。吐くことで吸うことができるのです

次回は「ご家庭でできる」ことをご紹介します。

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~南大阪(富田林市、羽曳野市、堺市、狭山市、河内長野市、河南町、太子町)の近鉄富田林駅から徒歩5分にあるイトマングループ水泳教室「富田林イトマンスイミングスクール」~